うなぎバーガー

ルネッサンスアカデミーという専門学校が主催するデザインコンペの審査員で日帰り静岡、浜松の旅です。東京からの審査員は私と、泣く子も黙るコミックアーティスト、今井トゥーンズ氏

早朝に出かけて到着後ドアタマから1時間、まずは学生さんたちに講義をし、その後約1600点の作品を見ました。寝不足でしたが学生さん達の熱い絵のパワーにたたき起こされた気分です。審査結果は来年の1月に発表だそう。出品された方はドッキドキで待つのでしょうね。
学生のみなさんと少し話もしましたが、みんな純粋で、ひたむきで、目がとってもきれいでした。私もこんな時期があったのか〜〜と感慨深く思ったのですが、もしかしたら無かったかもしれません。わかりません。エクスタシーキャラメルの事を知っている学生さん達がけっこう居て、ちょっと嬉しかったです。そんなこんなでうなぎも食べる時間もなく慌ただしく新幹線のホームに降り立ったら、発見したうなぎバーガー。冷えたうなぎに冷えたパン……。次回行ったらチャレンジしてみようと思います。



君を寝かせない


じっと話を聞くとか、座ってだまっていなきゃいけない時の自分の集中力って、40分くらいな気がします。小・中学校の授業って40分くらい?という事は小学生なみ…。映画もコンサートも、つまんないと1時間を超すあたりから飽きてきちゃうもんね。でも誰でもそうなんじゃないかなあ。そんなわけで最近は「15 分で要点をすべて他人に伝える!」というインチキビジネス書のような事をホンキで思索しております。何屋なんだよって感じです。
春頃から、何かに名前を付けるという作業がやたらと多いです。名前をつけないことにはプロジェクトが始まらなかったり、そもそもそれは何なのかがわからないからです。当たり前の作業ですが、ひとつの名前を付けるために実は1週間、10日とずっと考えていたり。楽しい作業ではありますが、自分のボキャブラリーの少なさに毎回おどろきます。たぶん私は、とても少ない単語をやりくりして他人とのコミュニケーションをはかっているようです。こんな事なら、中学生レベルのままの英語を最大限に駆使して英語圏の国に住んでも、あまり変わりはないかもしれない。
トヨタカップのお誘いをことわって(行きたかった〜!最近サッカー全然見ていないね)クラシックのコンサートに行って、寝てしまいました。自分でつくるショーは、絶対に誰も寝ないショーにする!!!という確固たる目標が出来たので、眠くなるコンサートに行った事も有意義でした。



キラキラした壁面

壁面のイラストレーション/グラフィックを担当した高崎の大型ショピングモール内ゲームセンター(主にプリクラコーナー)ユーズランドがオープンしました。
近くの方はぜひ行ってみて下さい。妖精とか、キラキラした女の子達の夜遊び!がテーマです。



長野の滝に行きました!大量のマイナスイオンと澄んだ空気。

ところで滝の上のほうはどうなっているのでしょう?湖?



日本の子どもたち

最近よく、未来について考えます。「未来は明るい」という事を、ともすればネガティブ方向に行きがちなU19くらいの人たちにどーやったら伝わるのか。それはそうとひとつ、ニュースです。少子化が問題になっている昨今ですが、これについて先日友人達と話していて、結論がでました。
結論からいうと、少子化はだいじょうぶです。あと25年後くらいから徐々にまたニッポンの出生率は上がるでしょう。
なぜか。
私はいわゆる団塊の世代ジュニアで、ちびっこの頃からあなた達の世代は子どもがとても多くて大変よと言われて育ちました。子どもが多いから受験も就職もたいへん。ちょーネガティブなすり込みです。そんなわけで、私の同世代の人たちは無意識のうちに「子どもを多くしたら、大変だ」と思っているうちに大人になったので、子どもをたくさん産んで育てるという事に積極的になれません。実際に子どもが多いとお金もかかるし育てる体力もかかるという現実問題もあるのですが、それより何より子どもをたくさん生んだら面倒だよ!という事を、言葉もわからないうちから大人達にすり込まれていたのです。
だけど、ここ数年で生まれた子どもやこれから生まれる子ども達はちがいます。生まれた時から「少子化でニホンがヤバい!もっと子どもを増やそう!」というすり込みをされてますよね、TVやネットや回りの大人達から。だから無意識のうちに、「自分は子どもをたくさん生んで育てたほうがいいんだ」と思って大人になります。そして彼らはたくさん子どもを生むでしょう。2030年には一世帯あたりの平均出生率が3.4人までに上がります。単純計算で今のほぼ三倍、世帯数の減少を合わせて考えても人口は増えることになります。ちょっと時間はかかるけどこのペースでいけば、まあ、長い目で見てなんとかなるでしょう。たぶんね。