サディスティック・リアル




凍結モーメント


春の雪である。いや間違えた、今はまだ1月じゃん、春じゃない!学生時代の友達と話した。その子の記憶の中には私がいて、あんな事もあったしこんな事もあったよね〜と言っていたけど、私は全然おぼえていなかった。たいていの人は自分の記憶力を過信していて「けっこう色んな事を自分は憶えている」と思ってるけど
実際はそうじゃなく、自分が憶えていない忘れてしまうような些細な事が、実は自分という物を形成しているのかも、とふと感じました。
それにしても最近春っぽいなぁ、と思っていたのに。暖かいからそろそろ今年の筋肉をつくろう…と思った矢先、雪ですよ。私の場合アスリートではないので、去年がんばって作った筋肉もトレーニングを少しサボっただけですぐになくなってしまうー。今日、レイザーラモンHGの夢を見た。彼はちゃんと体を鍛えていて、えらいよね。って、HGにちょっと嫉妬してる自分…。色んな意味でヤバいじゃん!あのポジションは目指していないよー。もっと女性らしくなるためにも、ベリーダンス、がんばりまっす。
*写真はこないだ実家の北海道にいった時に、近所のバス待合所みたいなところになにげなーく設置されていたはく製ブース。



足の親指に力を入れて立っていれば、たいていのスポーツはどうにかなる

と、誰かが言っていました。けっこう、ほんとうのような気がします。
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全てはいつかプラスに作用する




印象的な服を着ることは良い人生につながる


*ヴィヴィアン・ウエストウッド展(森美術館/1.15まで)をやっとギリギリ観てきた。いやー懐かしいですね、ヴィヴィアン。懐かしいんです、私にとっては。展示は初期の70年代「パンク」時代の洋服から最近のコレクション・ラインまで。ヴィヴィアンは今でも現役バリバリだけど全盛期は90年代の中盤、テーラードを女性っぽくアレンジしていた時代だと私は勝手に思っている。テーラードは男性の物なのに、ヴィヴィアンが手掛けると妖艶なレディーの服になる。その頃ちょうど私はファッションを勉強していてヴィヴィアン・ウエストウッドにはものすごーくインスパイアされたのでR。だから展示を観てると「その頃の、甘酸っぱい自分」のことも思い出されてクラクラしました。最近ではNANAで中島美嘉さんがヴィヴィアン着てましたね。小物のライセンスもばんばんやってるし、かなりニッポンに根付いたヴィヴィアン・ウエストウッド。
ヴィヴィアンは独自の哲学を持っていて「ウエストを強調して細く見せると、ヒップが大きく見える。ヒップを大きく見せると脚が美しく見えるのと同時に上半身がミニマルになる。すると一番印象に残る部分は顔ということになり、顔こそがもっとも大切。」などと言っている。顔かーーーい!(服つくってるのに!)と思わずツッコミを入れたくなりますが、「印象的な服を着ることは良い人生につながる」という言葉も同じくヴィヴィアンの言葉であり、ああ、それは確かに、良い人生につなげたいから印象的な服を着よう、と強く思わされました。見た目がダサい人のことって、あんまり憶えていないし、印象に残らないとソンをするよね。
ところでやっぱり背の低い人は、ヴィヴィアンの洋服は似合いませんね。だから必然的に、あの靴なのでしょう。そういえば、ヴィヴィアンの元ダンナのマルコムは数年前に何を思ったか、市長に立候補してましたが、落選していました。当選したら大麻を合法に!とか言ってたみたいです。いくつになってもパンクですNE。

ヴィヴィアン・ウエストウッド(JAPAN)
ヴィヴィアン・ウエストウッド(UK)
マルコム・マクラーレン
ロンドン