お宮参りとお食い初め

息子が3カ月になったので、お宮参りとお食い初めの儀式を行ないました。
今はもう4カ月なので、少し前のことです。

お祝いのために駆けつけてくれたおじいちゃん(私の父)に抱かれて。ご満悦のご様子。
通常は赤ちゃんが生まれて1カ月で神社にお宮参りに行くのだそうですが、その頃は真冬で激サムだったのと、私もまだ満身創痍でほとんど動けなかったため、暖かくなった4月に決行。両家の祖父母も来てくれて家族で明治神宮に行きました。アーランジュもこちらのお膝元なので、大変お世話になっている神社です。個人的には清正の井戸にも何度も足を運び、本当にお世話になっております。

さて明治神宮のご祈祷は毎日30分おきに行なわれているそうで、この日は日曜だったため大変混んでおり、同じ月齢くらいの赤ちゃんやそのご家族、健康を祈願する方、厄よけのかたなど、様々な方が1回のご祈祷で100人くらいいらっしゃっており大盛況(?)でした。

明治神宮でお宮参りをすると、お食い初め用の食器を頂けるので、そのまま帰宅し、今度はお食い初めの儀をスタート。
「お食い初め」とは、生後100日くらいの赤ちゃんが、将来食うに困らぬよう、お祝い御膳を食べさせるマネをする儀式だそうです。
「口にしわが寄るまで健康」の意味の梅干しや歯固めのタコ、お祝いのお赤飯や尾頭付きの鯛、そして煮物にお吸い物などがお食い初めの定番料理なんだそう。
前日の真夜中に煮物などを作りました。赤ちゃんが居る生活だと料理がほとんど出来ない!ので、皆が寝静まってから料理するこの日の真夜中は、神経が久しぶりに研ぎすまされて至福の時間だったよ。自分の料理好きを再発見することも出来ました。ほんと、息子が生まれてから日々バタバタと慌ただしく過ごしていたからなあ。これからもことあるごとに夜中に料理するのにハマりそう。
煮物は人参やレンコンを花形の飾り切りにしたり、細かい作業がまたひとり集中できて無になれてホント楽しかった!そのうち中華料理のような龍や人参の飾り切りをやっちゃいそうな自分がちょっと怖い...。

子どもがいると、ある程度大人になってからは触れることの無い行事ごとをまた行なうことが出来て、そういった機会に親戚が集まったりと、忘れていたようなことを再発見できて楽しいです。日本には面白い風習や文化がいろいろあるね。日々バタバタですが、楽しみながら引き続きやって行きたいと思います!