鳥と現代

今住んでいる家は早朝に小鳥の鳴き声が聴こえてきてとてもメルヘンチック…☆なのですが、最近それが度を超してきて少しうるさい、ていうかすごくうるさい、つーかうるせーーと思っていたら、向かいのマンションの一室のベランダがこんなこと

になっていました。両隣上下に住んでいる人は平気なのでしょうか。鳥といえばヒッチコックですが、昨日の真夜中に、ナボコフ原作ロリータ(ロリータファッションの源の映画)などでもおなじみのピーター・セラーズ主演、天才悪魔フー・マンチュー(’80/米)というバカ映画を偶然見かけました。基本的にバカ映画は大好きなのですが(自分がバカだからか……)この映画はタイトルバックの作りがギリギリのダサさの中に意図的ではないかっこよさがあり、タイトルのロゴの配置とダサい映像のバランスが絶妙だったりで、見方によっては超ダサいけど時代が変わって色々あってやっぱりコレはコレでアリじゃんという感じで、ちょっと感動しました。「天才悪魔」という邦題も、語感的に好きです。全然関係ないですが、「六次の隔たり」という、知り合いを6人たどれば世界中の誰とでも知り合えるという仮説があって、そう考えるとあのスーパースターもあのミュージシャンもみんな友達!と思えてきてちょっとテンションが上がります。落ち込んだ時などに有効でお手軽な妄想なのでお試し下さい。ところでそういえば、レディ・イン・ザ・ウォーターを観ました。あの写真の女の子が水の中から突然現れて、人々を次々と襲い皆は恐怖に巻き込まれる……という超絶ホラーだと思っていたら女の子は良い人で、軽く拍子抜けしつつもホラーのトラウマが新規で脳裏に刻まれなくて本当に良かったです。