1歳3カ月。この生活


4.19のショーが終わったらすぐ息子は保育園に行く。彼が産まれて約1カ月後から、主人の妹をはじめ、私の旧くからの友人、義母、北海道からたびたび来てくれる私の両親、そして主人など、周囲の方々にお世話になりっぱなしで仕事の時間を作り出してきたこの生活も、あと約2週間弱で終わり。1年3カ月続いてきたこの不思議でハードな時間が変わって行く!なんだか切ない(笑)。
私が小さい頃、私の母は専業主婦で家に居てくれたので、「お母さん」が家にいるのは当たり前と思って育った。だから、幼稚園に入ったくらいのある日、母がいつもより長く外出してなかなか帰って来なかった時、不安で不安で居てもたってもいられなかった日のことをよく思い出す(実際はすぐに帰ってきたんだけど)。
息子を誰かに預けて仕事のためにいつもより長く家を出ている時は、いつも、その日の事を思い出す。あの時の自分と同じくらいの不安や寂しさを彼が抱えていたらどうしよう、本当に申し訳ないなあ、そう思いながら毎日仕事をしてる。まあ実際は、家に帰ってきたらシッターの誰かとおおはしゃぎで出迎えてくれるのだけど。それでものすごく安堵するのだけど、保育園に行ったら、楽しく過ごせるだろうか。もうお母ちゃんは笑えるくらい心配性になっちまったよ!!
子どもを持って感覚的に一番変わったことは、未来の時間が長くなったことだ。まだ子どもを持つ前は、自分の時間は自分が生きている間だけ。あと数十年よ。それほど長くない。
だけど子どもが産まれてから、彼の生きている期間はすべて、私の意識する未来となった。彼が生きる間、この世界が平和であったら。安全な食料がたくさんあって、戦争が起こらず、豊かな未来が続いてくれたら。もし彼が85歳まで生きるとしたら、あと84年かぁ。ずっと幸せでいてくれたら。重い病気や辛い思いをせず、ずっと平和で暮らしてくれたら。そう考えると本当に長い。その間私はずっと気を張って生きていかなきゃいけないのかー。でもそれが子を持つということなんだろうな。きっと、私が年を取って死んでからも、私の魂は子の幸せを願い続ける。
そう思うと、息子が早く大人になってくれれば、私の精神的には少し楽になるだろうと思う反面、このやんちゃでチビチビした時代が終わってしまうのはなんとも寂しいという矛盾!
とにかく、子どもは未来だ、という言葉をよく聞くけど、ほんとそう思います。そう思うにつけ、やっぱり世界平和だよ、PEACE!という結論に落ち着く。
最近の息子は、今まで小食で来たのがやっと少しずつ食べ物に興味を持ち始め、少しだけど太りだしてきた!
数ヶ月前、発熱を繰り返しガリガリに痩せてしまった時は、「私がダイエット本ばかり出しているから、無意識のうちにこの子も痩せなきゃと思い込んでごはんを食べないのか…」という意味不明な被害妄想で落ち込んだりしましたが、やっと体重も正常値になり、春のポカポカ陽気とともに私の自分も上々です!
アーランジュ・ベリーダンスショーも、もうすぐだよ!
リハが進むにつれて、ほんとすごいショーになりそうでワクワクしてます。
皆さん、ぜひお越し下さいね〜!!!