クレオパトラ

表1・表4out
千秋楽の日に熊川哲也氏率いるKバレエカンパニーの『クレオパトラ』を観に行きました。

文化村オーチャードホールは一目でバレエ経験者とわかる姿勢の良い美しい方々や熊川氏ファンと見られる品の良いマダム達、目下バレエ習い中!という感じのひっつめ髪の細身の小学生with上品なお母様…という層でごった返しており、2000席強の座席は満席でした。バレエ演目での『クレオパトラ』という題材に惹かれ足を運んだのですが、約2カ月前にチケットを確保した時点で既にどの日程も2Fか3F席しか取れず、ひと月で約15公演、2000席が毎回ほぼ満席って興行として素晴らしいなあ。
フルオーケストラ(約50人以上はいた)による生演奏、ダンサーの出演料、大掛かりな舞台セットやオーチャードホールの会場費や広告宣伝費などを差し引いてどのくらいの利益が出ているのだろうかとショーが始まるまでは会場を見渡し下世話な事ばかり気になります(笑)
バレエ業界ってパイが大きい分やはりベリーダンス業界と規模が全然違うなあ。
アーランジュは来年スタジオ開講10周年となりますが、そのあたりの壁を克服すべく、ベリーダンスも何かもっと業界的に広がりが持てると、様々な可能性が出てくると思っています。がんばろう!


さて『クレオパトラ』ですが、品行方正すぎない良い意味でバレエらしくない演出や美しいフォーメーションなどとても素敵で心を奪われました。
何よりクレオパトラ役のダンサーさんの手足の長い肉体があまりに美しく、どんな動きにも映える筋肉質で引き締まった体から繰り広げられるダンスに釘付けでした。
ただ席が後方で生演奏だとオーケストラピットからかなり距離があり音を身近に感じる事が出来なかったのが残念!
音楽が体に入ってくるといやが応にも舞台に引き込まれますよね。

さて今週末から私のクラスではエンタメ演目、いよいよ振付けに入ります。
ソード(剣)のベリーダンスですが、いわゆるベリーダンス過ぎない演出も多数入れたいと意気込んでおりま す。
参加される皆さん、ぜひがんばりましょう!!

2018年2/11(土)のアーランジュ大発表会にてお披露目いたしますので、興味のある方はぜひお越し下さいませ!