1歳10カ月、しつけって何だ


ショーやイベントで忙しい日々を送っているうちに息子は1歳10カ月になっていた。だんだん月齢部分がわからなくなり、あれ今1歳8カ月くらいかな?と思い、登録しているアプリで確認したらもう1歳10カ月か!
最近では少し意味のある言葉も話すようになりアナと雪の女王「ありのままで」やカエルの歌、しまじろうのテーマなどをエンドレスループで歌っているのですが、保育園の同じクラスの子に比べるとまだそれほど言葉が多いほうではないです。
同じクラスの子は既に2歳になっている子もおり、特に女子は言葉が出るのが早く、私が保育園にお迎えに行くと「あ!○○くんのママ!」と話しかけられる。そのしっかりとした言葉と顔認識。
「雨降ってきたね!」とか「今日は早いね!」とか言われる。
私も、息子が0歳の頃から『語りかけ育児』とか、言語系の本を色々読んで実践してきたのになあ。どうやら息子はそれほど言葉が早いほうではなく、ただ、今しか聞けないカタコトの日本語があまりにも愛おしくおもしろさ満載で、早く言葉をたくさん話してほしいと思う反面、今のこの時期を存分に見ておきたいという気持ちもある。
さて、先日保育園の運動会があったのですが、同じクラスの園児達を観察していると、皆、指示されれば少しはおとなしくじっと座っていたり、順番を待ったりしている様子。しかし我が息子はと言えば、もうテンション上がっちゃって走り出す、動き回る、しまいには踊りだす始末…。おかげでかけっこはぶっちぎりの一位でしたが、落ち着きの無さでもおそらく保育園イチ。一体誰に似たんだ。
そんなわけでおとなしい子を育てる母親の皆さんよりおそらく2倍の体力を使いながら日々を送っているのですが、やはり課題は食事なわけです。
離乳期から食事を拒否する息子は今でもけっこう痩せており、ハハとしてはなんとか食べさせようと、逃げようが、おもちゃで遊び始めようが、無理矢理口に食べ物を押し込んでやり食べさせていた。そうしないとほんと餓死しちゃうかもってくらい何も食べなくても平気な子だったからね。
しかしその反動で、椅子に座って食事をするという事がなかなか困難になってきた。
ある時保育園の連絡帳に「食事はきちんと座って食べてます」と書かれており、その様子の写真も見せてもらってから一念発起。やればできるじゃないか!
そう思って、椅子に座らせ食具を持たせ食べさせようとするも、泣き叫ぶ、電車のDVD見せろとキレられる、殴られる、牛乳を顔にかけられる、具だくさんスープの入った器をわざとソファに投げつけられる…と食事の時間は修羅場と化すばかり。保育園ではできるのに、家では甘えが出るのか、私が完全にナメられているのか。

そこで食器類を息子の大好きな電車仕様に変更。amazonで新幹線お子様ランチプレートやトーマスお子様ランチプレートを購入し、新幹線型のBOXに入ったお弁当をBOXほしさに東京駅でいくつかゲット。これだけで時速400キロくらい出るんじゃないのって感じよ。
これで食卓におびきよせ、今では少しの時間は座って食べられるようになった……!!!まあ、しかし、座っていられるのは2分とか3分とか、ほんと分殺なのですが。
一年前くらいのブログに、息子との食事はヘレンケラーとサリバン先生のそれと類似するよ、と書いたけど、今はようやっと、ヘレンが「WATER……!」と認識する一歩手前くらいまで来たかなあ………。。
しかし道のりは険しいよ。
FBやたまたま見かけたブログで、同じ位の年の子が「今日は高級レストランでも騒がずしっかりお食事、ぜんぶ食べましたあ〜!」とかいう記事を読んでしまうと激しく微妙な気持ちになる日々。レストランで、しかも高級なレストランで、騒がずに、しかも完食とか、ほんと見たことないわ。
ほんと、しつけって何だ。
まあでもこんな時期も今だけと自分に言い聞かせ、今日も朝から息子にアナ雪歌ってもらって癒されているのも事実です。
仕事は辛いことや理不尽な事も多いですが、家族がいるから助けられる。
逆に、しつけは試練ですが、仕事があるからがんばれる部分もあり、
大変 × 大変 = ポジティブ っていう図式が自分の中にはあるようです。
ほんと私、体力つけておいて良かった。
毎日、それだけが私自身の誇りであり、悟りです。
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