10カ月目、はじめの2,3歩。


赤ちゃんとの生活も10カ月目に突入。一時期は夜ぐっすり眠ってくれていたのですが、最近は夜中に何度も目をさますので、その度に私も起きて寝かしつけ…の繰り返しで、ここ1カ月ほどまたしても睡眠不足気味です。
ずっと健康体で育ってきた息子ですが、子どもがたくさん集まる遊び場ではしゃぎまくった結果、何かの菌を拾ってしまいウイルス性の下痢になり2週間もお腹を壊し続けてました。その症状が治ってからは、離乳食がいよいよ3回食に!私はTHE 離乳食製造マシーンと化して、家に居る時間のほとんどは離乳食を作っては食べさせているような錯覚...。それでもやっと、「ご飯を食べる」ということの意味がわかってきたようで、最近はよく食べてくれるので、張り合いも出てきました。
そう、この「○○の意味がわかる」という状態になるまでが、毎回一苦労ですね。ストロー飲料を与えてストローで飲む、という所に行き着くまでに、飲料を逆さにして振り回したりストローを引き抜いたり。ご飯を食べる→美味しいし、空腹も満たされる!とわかるまでは、てめえ!オレの口に何を入れやがる!やめてくれ!と暴れたり、拒否されたり、大変でした。今でも食事に飽きてくると椅子の上に立ったりスプーンを奪って床に投げつけたり、向こう三軒両隣に聞こえるくらいの大声で叫んだり、食事の後半は毎回、小学生の時に読んだヘレン・ケラーとサリバン先生のくだりを思い出します。
『サリバン先生は、ヘレンに必死に食べるという事をおしえました。「お水は、飲むもの!スプーンは投げるものではなくて、お口に入れるものなの。ヘレン、わかってちょうだい!」ヘレンに殴られ、髪をひっぱられながらもサリバン先生は何度も必死でヘレンにおしえこみました……』。まったくそんな感じよ。五体満足の我が子ですがゼロ歳児は時として野獣やね。
とはいえ、成長はめまぐるしく、よじ登ったソファから一人で降りられるようになり、最近は伝い歩きの手を離して2,3歩なら一人で歩けるようになりました。そして、「ママ!」と言えるようになった!サリバン先生的苦悩も一気に引き飛ぶ感動の瞬間です。眠くなったり寂しいときは「ママ、ママ」と言ってすり寄ってくるので、その度に私は毎回絶賛キュン死です。
そんな風にどんどん成長していくのが嬉しい反面、赤ちゃんであるこの子には、もう会えなくなっていくのか〜、と思うと寂しくもあります。仕事もどんどん忙しくなるので来春から保育園の入園も予定していますが、離れる時間が長くなるのは私のほうが寂しくなりそうで、今は出来るだけありったけの愛情を注いであげよう!と思っています。・・・と言いつつも、家でやる作業がたくさんある時に一人で遊んでいてもらうために、ベビザラスに行って、一人で放置してても夢中になってくれそうなおもちゃを大量に買い込んで、一つずつ渡しては放置プレイする毎日です。人間ではなく高性能おもちゃに遊んでもらう息子…。元気に育っておくれ!