実はボディーブローを受けまくり


昨日は赤坂の中華ロンタンにひっとんと2人で(デート)。ここのお店は中華なのに油っこくないからどれもたくさん食べられるよ!ピータン豆腐も麻婆豆腐もどれも絶品。しかも昨日はひっとんにご馳走になってしまった〜こんな事でいいのだろうかわたし〜。ありがとうございます!めっちゃ美味しかったです!!
そんなわけで、去年のショーの話など思い出話にも花が咲く。いやしかし、改めて去年のショーはダメージが大きかったなあ。というのは、ショーや個展(私は絵も描くので)を開催したあと、毎回「あーしておけば良かった」「もっとこうできたんじゃないのか」と、終了後、翌日から自己嫌悪という名のダメージを受けまくるのである。今までたいてい、一週間から1カ月で立ち直って、よし新しいことやるぞ!という気持ちになるんだけど、今回は気付けば約半年間、ダメージを受け続けた。月イチで風邪引くし、心身ボロボロに弱ってたなー改めて。
去年のショーは、女泥棒役と悪役合わせて9名のベリーダンサーの他にもたくさんのジャズダンサーや殺陣師やエアリアルやオペラ歌手、そしてアーランジュの生徒さんなど、出演者はほんとうにほんとうに素晴らしく完璧だった!テーマ曲や、パンフレットなどデザイン回りもよくできていたし、構成も(我ながら)良かったと思う。しかし残念な事に舞台回りがこっぴどかった。ひとさまに見せられるものにはなってたと思う。それなりに形になったし、お越し頂いたお客様にもご満足頂いた。でも3回公演のうち、3回とも照明プランが私の知らない所で変更になり(ありえない!)、本番で機材が壊れたり(ありえない!!)、とにかくショーの直前リハまで調整しても舞台回りが安定しないあのもどかしさ。しかし、どれもこれも、きちんとした舞台スタッフを連れてこれなかった私の責任。そのふがいなさに、しばらくの間ぐったりと打ちのめされて、ぶっちゃけもう人間界を引退して魂になり怪物ランドに行こうと思ったくらい。3月の雪の日、CCレモンホールにアマーニのショーを観に行って、ダンスはもとよりその舞台スタッフの素晴らしい働きっぷりや照明のテクニックの巧さ(衣装がキラキラとまばゆく輝いていた!)に感銘を受けると同時に、前回の自分のショーの舞台の出来のダメっぷりに涙が出た。他人の舞台を観ながら、まったく別の事を考えて涙がでるなんて生まれてはじめてだった。今これを書きながらも悔しくて実は泣いてる(笑)
やっと5月になり、ダメージはじょじょに消えて、本当にやっとやっと、冷静に考えられるようになってきた。
前回のショーに出演してくれた数人から、次回も出たいと言ってもらい、前回観に来て下さったお客様からも、次回もぜひ観たいので日程決まったらおしえて下さいと連絡を頂いた。アーランジュのショーを観たいですとメールを下さる方もいらっしゃる。私は、ベリーダンスやダンスを魅せたい。その部分は成功した。いや、成功したと思う、総合的な評価で「ダンスがダメだった」とおっしゃる方は居なかった。だからもう、ダメージを引きずるのは辞めよう。
次の課題は舞台。いつか100%完璧な、誰にも文句を言われない舞台を作る。
そこに到達するまでに10000回以上ダメな舞台をやってダメージを受け続けるかもしれない。お客さんにも、途中であきれられちゃうかもしれない。でもいつか、本当に完璧な舞台を作るのだ。誰の責任でもない。全て私の責任だ。
とか言いながらもダメージの最後のほうを引きずって今も風邪っぴき。体が弱りすぎている。でもこの風邪が治ったら始動しよう!もう風邪なんて1秒で治すし、美肌になってガツガツ行くんだぜ!嬉しいことに会社には、新しく素晴らしいスタッフも続々と入ってきている。新風が吹くね!美しさとは此れ活力なり!