青色発光ダイオード


さようなら、今年!もうすぐ今年が終わるね!というわけで青色発光ダイオードが発明されてから青いイルミメーションが増えて、街がとってもキレイ。なにげに六本木ヒルズとか、好きです。
で、その青色発光ダイオード、数年前に中村修二さんという人が発明したのですよね。今まで赤・緑・黄(信号色)しかなかった発光ダイオードに青が加わった歴史的瞬間!歴史が動くのを、わたしたちは気づかぬうちに結構目撃しているよね!それはそうと、この青色が加わったおかげで赤・青・緑の光の三原色が揃い、渋谷など繁華街の大型ビジョンで鮮明な映像を写し出せるようになりましたね。あのTSUTAYAの上の大型ビジョンも青色発光ダイオードのおかげ!クリスマス時の街も様変わり!ありがとう、青色発光ダイオード!!!
私はこの発明者、中村修二さんという人がとても好き。青色発光ダイオードが世に出て間もない頃、中村さんのドキュメント番組をTVでみた。家族を大切にする良きお父さん、でも言葉の端々に頭のいい人特有の自信が満ちあふれている。偉業を成し遂げたサラリーマン。のちに中村さんの所属していた会社がこのすっごい発明に対して「まあ、こんなもんでしょー」とナメた金額しか支払わなかったので、中村さんは訴訟をおこし約6億円で和解した。
たしか個人の発明品とか著作物に対して、億単位の和解金が支払われたのは、過去にあまり無かったのでは?(これが最初?)と思う(ちょっと記憶不鮮明ですが)。そういう意味でもこの人はすごいなあ。自分が創った素晴らしい物を世に広め、さらに個人でありながらそれに対価を支払わせちゃったんだから。世の中って意外と不等で、個人が会社内で作った物は、会社の物です〜、だからあなたには給料の○万円しか払いませんよ〜 って事が多いんだよね。いろんな意味で前例を作った中村さんみたいに、発明(=アート)+ビジネスも駆け引きもバリバリできまっせーという人が増えれば、ITだけじゃなくて色んな面で、ニホンは近々すっごく発展するよーな気がするよ。