天才音楽家の頭の中

ベートーベンは晩年耳が聞こえなくなって、音楽家で耳が聞こえないなんて、とんだ苦労だ!とずっと思っていたけど、昨日うちの役員の船越と話していて「ああいう人は頭の中で作曲してそれを楽譜に書き出すだけだから、別に耳が聞こえていようが聞こえていなかろうが、作曲には関係ないんじゃね?」と言われて、そうか!と思った。天才は一音一音弾いて確認なんてしない。そりゃそうだ。このあいだアマデウスというモーツアルトの映画を見た。84年の作品なので25年前くらいの映画だけど全然古くない。モーツアルトが最後、作曲をしながら息をひきとるシーンが、なんとも言えずかっこよかった。ロケンローラーならステージで死にたいぜ!絵描きならキャンバスの前で死にたいぜ!というたぐいのかっこよさ。私は凡人なので、日々の努力が必要です。天才に生まれたかったぜ!なーんてね!