敬愛なる

(前のブログから続く)そう、それで、ベートーベンが気になって仕方ないので「敬愛なるベートーベン」という映画を見た。そうしたら、難聴になったベートーベンが、耳が聞こえないのに第九の初演の際に指揮をするシーンがあって、有名なエピソードみたいだったのだけど私は知らなくて、そのシーンを見てものすごく感動した。難聴になってまでもその自分が作った素晴らしい音楽を自分の指揮で演奏したいといういうエネルギーというかパッションというか、すごいね。映画自体はツマラナイ感じだったのですが、そのシーンだけ本当にすごく良くて10回くらい観た。ちなみに今売っているフィガロジャポンにたまたまその「敬愛なるベートーベン」の記事が載っていて、「”敬愛なる”と、まったく日本語がなってない邦題が謎」とインテリ風の喝を入れている所が、「ワタシ、モード誌なのに頭のイイ女ですから、っていうかむしろモードやってる人間のほうがアタマいいのよ文句ある?」的なフィガロジャポンらしくてすごくかっこよかったです!