危険が多すぎる…!

子どもを持って変わったなーと思うことは多々あれど、実感としての変化は周囲の態度だ。

と言っても、知り合いや友人知人ではなく、見知らぬ人。ちょっとおかしな人の。


おそらく私、見た目が怖く見える(!)のか、まったくスキが無いのか、痴漢なんてもう10年以上遭ってないし、見知らぬ人に罵倒されるような経験は産まれてこのかた一度もなかった。
が、子ども連れで街に出ると、一気にパワーダウンしてスキだらけに見えるのか、いや実際乳幼児を連れてるとそっちに気をとられてスキだらけになるのだけど、そうなると、背後から不審者に言い寄られたり、電車などでちょっとモタついただけで、「ドケよ!邪魔なんだよ!!!」と真正面から罵倒され、下手すると蹴られたり力まかせに押されそうになる事も多々あり、ほんと驚いている。
おそらく、自分より弱い者しか狙わない底辺の犯罪者まがいの人に標的にされてるようなのだ。
自分より腕っぷしの弱い者を標的にするなんて最低!と思うけど、世の中ではそういった犯罪が実は大半で、ひったくりや誘拐、強姦、強盗なんて、絶対に抵抗しない弱そうなタイプを狙ってるはずだ。
「誰でもよかった」と供述している犯行は大抵からだの小さな人や女性、弱そうな人を狙っている。
誰でもよくはない、選んでいるのだ。
ほんと憤りを覚えるし、許しがたい。


そんな事を思っていたら、スタッフの大久保から、先日夜道でストーカーのような変質者に追いかけられ怖い思いをしたとの報告。


これはもう私たち、自分の身は自分で守る必要があるんじゃないか!?と半ば神の啓示を聞いたが如く護身術の体験レッスンを受講。そして、こういったスキルは普通の女性たちこそ、もっともっと身につけるべきだ!という結論に至ったのです。



そして、ベリーダンスをはじめダンサー達はワークショップや修行で海外に行く事も多く、国と地域によっては首締め強盗やひったくりが日常茶飯事って場所もたくさんあってほんと油断できない。
私も子どもを産む前は海外によく一人で出掛けており、メインストリートから離れた場所にある目的地を目指す際は背中にも目を設置して全神経、全毛穴で不穏な空気を察知しながら歩いたものだ。それでもイヤな事に巻き込まれるときはそうなるし、そうなった時にちょっとでも、相手の力を利用して自分を防御し、そして素早く逃げる事ができたなら。
それは本当にかなり昔から思っていた。


スタッフの大久保さんとはいくつか護身教室を調べたのですが、どこも『ゴリマッチョがゴリマッチョのためにおしえる、ゴリマッチョな内容な護身術』が大半で(汗)、護身術というよりか格闘技の要素も多くあり、ちょっと怖すぎて私たちのような普通の体型の女性は立ち入るスキがなかったので、
だったらアーランジュのような女性に優しいスタジオで、腕力の弱い女性でも身につけられる女性のための護身スキルのレッスン会を開催しちゃったらいいんじゃないかな!という結論に至ったのです。

そして、偶然にも出会った護身術講師の黒木氏は、女性向けの護身プログラムの開発にも力を入れていらっしゃり、全国の小学校を回り、子ども向けの護身術もレクチャーされていると言う。凶悪犯罪が低年齢化しているいま、それはほんと必要な事だよね。息子がもう少し大きくなったらぜひ身につけてほしいスキルでもある。



そんなわけで、5/30(土)13時半からアーランジュ原宿スタジオにて、女性向けの護身術のレッスン会を開催いたします。
小学生以下なら男の子も可。中学生以下は保護者の方同伴でお越しください。
女性(&子ども)限定とさせて頂いているのは、男性と女性では腕力の差がありすぎるからです。


講師のヒーロ黒木氏は真田広之氏似の味のあるイケメン。女性ファンもとても多いらしく、全国からレッスンのお呼びがかかり飛び回っているとても忙しいお方です。
温厚な人柄&わかりやすいレッスンで、的確に女性でも出来る護身術をおしえてくれると思います!私も受講予定。楽しみです。


昨日から情報を出していますが、すでにご予約がどんどん入り始めているので気になる方はお早めにお申込ください。

詳しくはこちら から。


あと、アクション映画なんかでスタイルの良い女優さんがかっこいい蹴りとかで悪人を倒しているシーンに密かに憧れたりしてる人も(私もですが…)、ぜひこの機会に受講してみてください。

『華奢だけど、実は強くてイイ女。』
これからの殺伐とした時代のキーワードとなりそうな予感がします……!!