生(なま)という名の精神修行


昨日はアラディーンさんのライブ。生演奏の盛り上がりがすごい!皆さんカッコイイ!!共演したFUMIKOさんが色気たっぷりで官能的でとにかく素敵!アーランジュの美礼さんもピンクの衣装ですごく可愛い!!
とにかく私にとっていろいろと発見のある楽しいライブでした。お越し頂きました皆様、誠にありがとうございました!
(写真は1月のtrumproomの時の物。カメラマン カズくん撮影)
CDと生演奏の違いって何だろう…とずっと思っていたのですが、良いチームの場合、生演奏は演奏者の「成功させよう」という「気」と、ダンサーのその「気」が合わさって、エネルギーのレベルが最高潮に達するんですね。だからCDで踊るよりも気迫が違うし、なんていうか、流れている空気が変わる。スポーツでいうと、バレーボールとか、サッカーなどの団体競技に近い。そしてCD音源で踊る場合は、ソロの場合なんかは水泳とかマラソンとか、「自分の内面への集中」系。なので、失敗すると自分のせいだし、逆に上手くお客さんを引っ張って感動的なショーを作れるのはその時の(技術はもちろん)精神力が金メダル級だったから。だと分析します。どっちが良いというのはなく、ダンサーは団体競技も個人競技もこなさなければならないタフな仕事だな〜とつくづく思います。
それから、ここ1カ月、テレビの生番組に何度も出演させて頂いて、それもライブの生演奏と似ていて、生番組の場合は出演者全員、スタッフ全員が「この良い瞬間を、そのまま視聴者の方に届けたい!だから最高の自分を出す!!!」という気というか、良い意味での気迫がすごいんです。生放送で上手く行く現場は、本当に良い気が流れて、みんながひとつになれているな〜!と実感し、本番終了後はもちろん疲労感はあるけど、なんだか心地良い。クリアーなすっきりした気分です。
昨日のライブもそうでした。
5月は精神的に貴重な経験をたくさんさせて頂きました。ある意味、精神修行の一ヶ月でしたね。これから10月のショーを作るにあたり、この感覚を維持しながらがんばろう!!と思います。みなさんこれからもよろしくお願いいたします。