とあるデザイン・コンペの審査員を依頼されていたのだけど、今回はお断りをしてしまった。美大生や専門学生を対象としたコンペで、昨年も審査員をやらせて頂いたのだけど、今年も…となると、ああきっとまた同じホテルに泊まって同じ審査部屋で審査をして同じ場所で行なわれる授賞式で去年と同じようなスピーチをして同じような新幹線（これは当たり前）で帰ってきて……と考えると、ちょっと無理じゃい、と思ってしまった。ルーティーン的な作業が、ほんっっとうにダメなんです。今回はたまたま日程的にかぶっている案件があってそういう意味でも最初っからお受けする事は無理だったんだけど、想像できうる事を実際に行動におこすことが本当にニガテ。毎日同じ場所に通勤、とかも、本当にダメなんだ。だからこんな仕事の仕方なんだけどね。デザイン審査に行ったらきっと若い人の作品を見て刺激を受けたりする事はあるだろうけど、去年と同じ場所に同じ用事で行く、というのが心理的にツライ・・・と思うのはワガママかしらん。と思っていたら、去年はその審査の時にひどい風邪をうつされた事を思い出した。学生さん、私は今年はいけませんが、皆さん風邪に気をつけて良い作品を作って下さいね！遠くから応援しています！今回会えなくてもそれは縁です。縁があればいつかは会えますので、制作がんばって下さい！！！
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