消費文化について

ちょっと前に宮本恒靖カフェが丸の内にオープンしたと聞いて、もう「○○カフェ」っていうのも、終わったな、と思った。なんでもかんでもカフェにすればいいってもんじゃない。まあ、賑わっているみたいだし、W杯がはじまれば大盛況だろうけど・・・。
欧米に比べて日本は本当に消費文化で、アイドルや芸人からブームや文化まで、火がついてしまえばすぐに全てのメディアが取り上げて消費されつくしてしまう。この体質って一体どうしてなんだろう〜とずっと考えていたのだけど、ある時、日本は地震大国だから。という考えにいきついた。
がんばって何年もかけて作った建造物も、素晴らしい細工の磁器や陶器も、一瞬にしてこっぱみじんになってしまう、国をあげての激震地区は、先進国の中ではたぶん日本だけ(調べてないけど)。そんな歴史があるから、日本人の心には「どーせ、そのうち壊れてなくなっちゃうんだから、形のあるうちに使えるだけ使っちゃおう!!!」というDNAが組み込まれているんじゃないかな。最近とくにブームの消費が顕著なのは、もうすぐ来ると言われている大地震へのビビリから「早く使ってしまわねば!」と皆が無意識のうちに焦っているからだと推測します。
ちなみにここのところは気配すら落ち着いている関東圏の大地震ですが、私のカンでは2010年あたりまで大丈夫そう。2009年あたりに、ヨーロッパなどへ移住すればだいじょうぶだと思います って、本当にカンですが〜。