私の3月(後半)。

自宅のそばの桜の木の下で、入学式を終え真新しいランドセルを背負った初々しい姿の息子と写真を撮ったのはちょうど1年前か。
早咲きの今年の桜を見て、何を思うか。
この1カ月で世界はすっかり変わってしまった!


とは言え日本はまだギリギリの状態で踏ん張っている感があり、
イタリア、イギリス、NYの医療崩壊のニュースを見ても、東京の電車に人は乗って通勤しているし
街には普通に人々が歩いている。前回の土日外出自粛要請を受けても竹下通りには地方からおしゃれして出かけてきた中高生たちが歩いていた。流石に数はいつもより少なかったけど。

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日曜日には雪が降り、いつも騒々しい息子がずっと外に出て、近所の子供たちや高校生のお兄さんと一緒にかまくら作りに精を出していた。(しかも少ない雪でちゃんと完成した!)
子供たちが騒ぐ声、はしゃぐ声は神様からの贈り物だよなあ!といつも思う。
以前も幾度となく書いてきたけど、原宿スタジオの物件を選んだ理由の1つに
小学校の向かいで、絶えず子供たちの運動する声や休み時間に騒ぐ声が聞こえるから、というのがある。子供たちの生命のエネルギーを感じられる土地は磁場が強く良い気が流れている、と私は勝手に思い込んでいる。


そうそう、2008年にスタジオを開設するべく物件を見て回った時に
「ダンススタジオだから地下がいいのでは?音も気にならないし」とやたらと勧めてくる不動産屋もいて、いくつか地下の物件を見たのだけど

「空気の流れが悪い」

という理由で全て却下した記憶がある。
本当にその言葉を何度も言った記憶がある。
今回のコロナ騒動で、換気のできない空間は危険、と毎日のようにニュースで見るにつけ
あの時の判断は間違っていなかった……、、と一人ホッとする日々です。

そう、原宿スタジオはやたらと大きな窓がたくさんあり、
毎日それらを開け放って換気しまくっています。午後の早い時間はずっと開けてる。
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もうね、寒いくらいよ(笑)。
今時期は花粉もあって屋内に花粉が入ってしまうのですが
スタッフがかなり腰を入れて(!)モップがけや清掃を行ってくれているので
窓を開けていても花粉もそれほど気にならず、過去にないほどの清潔空間を保っている気がします。
小池さんが言う所の『3密』にはあてはまらないと思う。


そんな感じでスタジオは営業してはおりますが、
もしものロックダウンや、自粛でお時間を持て余している時にもご活用頂くべく
アーランジュではベリーダンスのオンライン・レッスンの撮影を急ピッチで勧めております!

先日はベリーダンス界の人気者タカダアキコさんを急遽お呼び立てし
アキコさんのオンラインレッスンを撮影しました!



昨日から本格配信を開始したのですが、すでにすごい人気!!
スタッフF嬢(運動苦手。出来ればやりたくない。っていうか運動したくない派)も
「アキコさんのストレッチ映像見ながら体ほぐしたら気持ちよすぎて、体が変わりました。毎日やってます!」と言うし
タカダアキコの、あの謎に動きまくる筋肉の仕組みをご本人がわかりやすく解説してくれている。
かなりいいモノできました。
良かったら皆さんもご活用ください。

タカダアキコ オンライン 詳細はこちら

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撮影も、こんな感じでめっちゃ楽しかった!

明日から4月で、ティップネスはいよいよスタジオプログラム再開とのこと。
何ごともなければ、私も金曜には氷川台店に伺う予定です。
レッスン中しゃべっているのはほぼ私一人なので、飛沫が飛び散らないようしっかりマスクして行きますね(笑)!

4月のアーラジュ原宿スタジオでは、現在の社会情勢を鑑み、
月謝会員の方限定で都度払い制度を導入します。詳しくはこちらをご覧ください。



はーー、本当に、大変な世の中になってしまいましたが
気持ちは前向きに保って行きたいと思います。


エンタメ業界、イベント業界、習い事業界、飲食業界、旅行業界…
このままでは緩やかに死んでいく業界がたくさんあるので、『自粛要請』だけじゃなく
諸外国みたいにきちんとした保証もしてほしいよね。
今まで政治的なことを言うのはちょっと…という気持ちがありましたが、
これ、ちゃんと声あげて行かないとダメなんじゃない?と思い始めています。
全てを焼け野原にしてしまっては、復興するのに時間がかかりすぎる。

テキトーなその場しのぎの政策で、焼き尽くしてはいけないのだ。


来年の春はどんな桜を、誰と、見るのか。

その時ぼくらは、どんな気持ちか。