カールと私と

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カール・ラガーフェルドが亡くなった。
昨日の夜ふと見たスマホに飛び込んで来たニュース。
モードの皇帝。偉大なるファッションデザイナー。一時代が終わった気がした。

私なんかには雲の上の人、会った事も話した事もないけど憧れの人、それがカール・ラガーフェルド。最近はファッションから離れてダンスばかりやっているのでカールの事を思い出す日は少ないけれど、一時期は本当に憧れていたなあ。85歳だったのか。


私が勝手に彼の全盛期だと思っているのが90年代初頭。
それまで手がけていたシャネル、フェンディに加えてクロエのデザイナーにも就任し、自身の名前を冠したブランド『カール・ラガーフェルド』も合わせると4つのBIGメゾンのデザイナーとして世界中のモードピープルを熱狂させていたカール。
何ヶ国語もの言語を操り各国の人とそれぞれの言語で会話するカール。

その頃はインターネットが無かった(!)のでWOWOWで放送されるコレクション速報を実家の母にVHSに録画して送ってもらい穴が空くほど見ていたなあ。コレクション本番から時差1カ月弱ぐらい。今はコレクション中に全世界配信するメゾンもあるけどあの頃は情報が本当に貴重だった。
あとテレビ東京でファッション通信という番組があってファッションジャーナリストで黒いサングラスがトレードマークの大内順子さんが出てた。
はあー、懐かしすぎて涙でそう。
雑誌もコレクションから1カ月くらい後に『速報(!)』が出たり。
今だと1カ月後の情報なんてとっくに過去のものだけど
あの頃は情報のスピード感が本当にゆっくりで、それでもその『速報』のカール・ラガーフェルド情報を見て、シャネルやクロエのコレクションを見て
憧れでしかないけど未来に期待を抱いていた。

ちなみにクロエは90年代後半にはデザイナーがステラ・マッカートニーに変わって、それもかなりセンセーショナルだったよね。ステラがデザインする『スポーティ可愛い』テイストのクロエも結構好きだった。



そんなわけでファッションで身を立てて行きたいと思っていた自分の中の一つの時代にカール・ラガーフェルドが色濃く君臨していたので今回の訃報に接して
自分の中の青春(笑)の一部も幕を閉じた、そんな感覚に襲われたのです。
涙は出ないけどね。
うっすらとした虚無感。
似てる気持ちになっている方、いらっしゃるかしら。




さて、そうは言っても日常は続く。
私は私の日々を生きるのみです!
今日も張り切って、1日がんばって行きたいと思います!!!


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