朝は二度来る

一雨ごとに春めいてくるこの季節です。
花粉が飛び、すっかりマスクが手放せなくなっておりますが、思えば12月頃から風邪やインフルの予防にと外出時にはマスクでガードが個人的な必須事項となり、そのまま2月を迎え、今度は花粉ガードのためにマスク必須。〜4月末頃まで。
気がつくと私は約4カ月以上、1年の3分の1以上をマスク着用で過ごしている事になります。こんな事でいいのか。自分の顔を忘れそうです。


さて、個人的な最近の些細だけど深刻な悩みと言えば、夜子供を寝かしつけてそのまま自分も寝落ちしてしまう問題。
23時にはもう一度起きてあらゆる作業を進めたいと願うも叶わぬ夢となってしまう事が多いのです。てかもう既に夢の中…。
人間て、朝起きるのツライじゃないですか。熟睡から目覚めるための気合い、精神力。それが夜にも必要なんですよ。一日に二度も気合いで目覚めねばならないこの辛さよ。そして起きられなかった敗北感と来たら……。


子供が産まれてから、本当に仕事がまったく思うように出来なくなってフラストレーションたまりまくりです。
だからって子供が嫌いとか憎いとかそういう事ではなく、どこにもぶつけられないこのモヤっとした感じ。
と思っていたら芥川賞作家の川上未映子氏が同じような悩みを抱えこちらで的確に表現されていた。


昨日の月曜日、朝電車の中でなにげなくtwitterを眺めていたら「月曜だ、働きたくない」とか「月曜なんてこなきゃいいのに!仕事したくない!」とかっていうtweetがたくさん流れてきて、たいてい書いているのって男性なのね。
私は子供が産まれる前から仕事が大好きで大好きで好きすぎて昼夜問わず夜中も働き朝も働きそれが生き甲斐だった。独身時代、華やかで充実した休日を過ごしつつも家に帰ってから着手できる作業、月曜の打ち合わせ、次に企画するベリーダンスのイベント…などが楽しみ過ぎて「あ〜早く仕事したいぃぃぃ!!!」と思い、気分は常に仕事モード。
そして時間を気にせずやりたい仕事をゴリゴリと戦車のように押し進められていたあの頃。


今は、夕方5時には全て切り上げなければならないし、その後子供をピックして料理を作り食事を与え風呂に入れ戦いごっこに付き合い布団を整えベッドに入れた所で自分の電池もエンプティマークが点灯してしまい、すぐに切れてしまう。もう、5時までしか仕事できないって、何!?と思ってしまう。
そしてエネルギーが切れているので23時になっても起きられずそのまま朝を迎え大後悔…。電源を落とさなければエンプティマークでもしばらくは作動しているiPhoneやMusicプレイヤーのように、寝室に行かなければあと数時間は意識を保って起きていられるのに、あの暗い部屋の中の子供の寝息はどんな睡眠薬よりも催眠作用がありまくりだよ。
戦車に乗っていざ出陣しても目的地に到着する前にTime Is Upとなり引き返さねばならず、どんなに壮大な計画も実行ならぬまま「はい、終了〜」となってしまう。
それが毎日繰り返されるので、いつまでたっても目的地にたどり着けないのだ(涙)。


twitterで働きたくないとか言っている人は大抵男性で、夜中も朝も昼も自由に仕事が出来ていて、本当にそれで働きたくないとか、ただの贅沢病だよなあと思う。
男性達はいきなり子育てする事を強要され、仕事ができなくなったら、きっと発狂するよね。
本当に働きたくないならうちに来てベビーシッターしてくれれば、世の男性に変わって私が働くわ(笑)。お前の嫁はんくらい、俺が食わしたる。


今仕事が本気で楽しくて、それが生き甲斐な女性たちは、仕事に生きるという選択肢も、本当に素晴らしい事だと思う。
私も戦車のようにゴリゴリと仕事をしていたあの頃のようにまた色々押し進めたいなあ。そうすれば、今滞っている些細な事柄の山も、ぜーんぶ1カ月くらいで解決できそうな気がするよ。



とは言え今わたしに与えられているのはこの「圧倒的に仕事をする時間が足りない状況」であるので、今日も23時に起きられるように、気合いを入れて挑んで行きたいと思います。朝起きる辛さを1日に二度味わうのはほんと堪えるのだけどね。
子育てしながらバリバリに仕事されている方、本当にリスペクト!です。頭が下がります。





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